新造船のPRはどうする?写真では伝わらない“移動手段以上の価値”を見せて期待感を高める。3Dウォークスルーを導入したパンスターミラクル号/サンスターライン様へのインタビュー

パンスタークルーズフェリーを運営する株式会社サンスターライン様では、新造船「パンスターミラクル号」を、3Dウォークスルーを導入されました。乗船前に確認できるコンテンツとして活用されています。今回は、導入に至った背景や、活用方法についてお聞きしました。

ところで…3Dウォークスルーとは?


バーチャルツアー・VRと呼ばれるもののひとつです。インターネット上で遠く離れた場所や空間をまるでその場にいるかのように歩き回ったり、実際の建物をミニチュアのようにして見ることができます。
導入されたのはレストラン、大浴場などの共用部や、客室、貨物エリアです。

体験してみてください!

例えば、このような課題をお持ちではありませんか?


・港にいる時間が短く、下見や打ち合わせの調整が難しい
・”移動手段”以上の価値(体験・過ごし方)を言葉で説明できない
・海外向けに発信する手段が限られている
・部署ごとに船内の理解に差があり、コミュニケーションに齟齬が生まれやすい
・パンフレットだと情報がすぐ古くなると感じている

これらの課題は3Dウォークスルーで解決できます!それではお話を伺いましょう。

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株式会社サンスターラインのご紹介


大阪〜釜山間を結ぶ国際フェリーを運航しています。2025年4月には、新造船「パンスターミラクル号」が就航。船内にはプールやレストラン、ステージなどの設備が充実しており、約17時間の船旅は、移動そのものを楽しめます。

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–なぜ導入を決められたのですか?


新造船をイメージをしてもらうためのPRツール

「船が新しくなるにあたり、船内での食事や施設、過ごし方を知ってもらいたかったのです。3Dウォークスルーは、事前にイメージしてもらうための良いツールだと思いました」

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–新しいデジタルツールの導入には、社内の理解が不可欠だと思います。どのような手順で進められたのでしょうか

「当初 新造船のPRは、写真を撮って発信することしか考えていませんでした。イザンさんと出会って初めて3Dウォークスルーの存在を知りました。打ち合わせでは、導入事例を事前に確認できたことで『どのような体験ができるのか』『自社の課題を解決できるのか』を、画面を通してイメージができました。そのことが、社内の理解や承認につながったと思います」

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3Dウォークスルーの活用方法


Webサイトでの公開

3DウォークスルーはWebサイトにて公開されています。
トップページに設置されたアイコンからバーチャルツアーのページへ遷移。日本語・韓国語の2言語に対応しています。

パンスタークルーズのWebサイト
https://www.panstarcruise.com

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バーチャルツアーを掲載されているランディングページ
https://miracle-cruise.mystrikingly.com/

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パンフレット×QRコード

「パンフレットにはバーチャルツアーへアクセスできるQRコードを掲載し、紙媒体とデジタルを組み合わせたPRを行っています。外部イベントや展示会など、まだミラクル号を知らない方に向けてお渡しすることが多いですね」

–利用されてみて、どのような変化を感じていますか?


1.乗船前の期待感を高める

「船への期待感を高められていると感じています。言葉で伝えるのはなかなか難しいんですよね。その点、バーチャルツアーで見てもらえたら、お客様とのイメージの共有ができるようになると思います。船旅そのものへのワクワク感に繋がれば嬉しいです」

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–3Dウォークスルーを使う前は、どのように取り組んでいたのですか

「PRでは主に写真を使い、たまにインフルエンサーの方に映像を撮影していただくことがありました。ただ、映像や写真だと、撮影者の視点に固定されてしまうんですよね。よくあるのが『映ってる画角の、もう少し横が見れたらいいのに』といったこと。
その点3Dウォークスルーでは、見る人の目的が違っても、それぞれに合わせて利用できます。想定していなかったのですが、非常に助かっています」

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イザン)浴室が気になる方もいれば、足元の段差や空間の広さ、仕事ができるスペースが確保されているかを重視する方もいます。気になるポイントは人それぞれで、Webページ上の情報だけですべてに応えるのは限界があります。3Dウォークスルーであれば、しっかり“見える”ことで、お客様自身が知りたいポイントを自由に・確実に見られます。


2.時間の制約がある船内のステージの下見ができる

広報活動だけにとどまらず、実務面でも大きなメリットがあったといいます。
「個人的に使ってるのが、船内のステージで公演するアーティスト向けの下見です。出演者には、3Dウォークスルーのリンクを送ります。特に関わりのあるステージ周りは、スクリーンショットをして、メールで送付。現地に行かなくても下見ができますし、出演者によって移動導線や控室など必要な事が異なるので、ご自身でご確認いただけるようになりました」

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–船が動いていると、見に行くのは難しいですよね

「そうなんですよ。いつでも来ていただける施設であれば、リハーサルや打ち合わせの調整がしやすいのですが。船は大阪に停泊する時間が限られています。よって、内覧のハードルが上がり、本番まで現場が見られないケースが起こり得ます。これまでは写真を送るしかなかった。職員が現地に行けば解決する部分もありますが、対応できないことがあります。実務面でのやり取りがスムーズになったと感じています」

イザン)私たちも、大阪ー釜山間に乗船しながら撮影を行いました。就航前は図面のみで、構造を理解するのにも一苦労。いつでも、どこでも船内を確認できるバーチャルツアーの価値を実感しています。

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3.営業先で“その場で”見せられる

営業での活用について教えていただきました。

「相手先で、画面を見せながら説明できるのが助かっています。言葉だけでは伝わりにくい船内の雰囲気や過ごし方を、その場で共有できるのは大きいですね」

イザン)情報タグをさらに活用することで、季節ごとの料理メニューや、船上から見える景色、船内イベントの動画を追加していくことができます。常に最新の情報を更新できる、デジタルパンフレットに早変わり。

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4.社内の共通理解を深められる

「新造船の就航からまだ時間が経っていないこともあり、すべての職員が船内を細部まで把握しているわけではありません。そこで、社内向けの説明にも3Dウォークスルーが活用されています。関わる人それぞれの理解度が明らかに深まりました」

イザン)私たちは3Dウォークスルーを“コミュニケーションツール”だと考えています。これまで伝わりづらかったことが、スムーズに共有できるようになります。お客様だけでなく、社内メンバーにも活用されている点は、業務用でも利用できることを示しています。

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導入後の効果として考えられること


1.乗船前から”船旅の体験価値”を伝えられる
2.写真・動画では伝わらなかった情報を利用者が自由に・確実に確認できる
3.制約のある”船”でも下見のハードルを気にしなくて良くなる
4.社内・社外ともに実務のコミュニケーションのスピードが上がる

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担当者の方よりコメント
「船内では、お客様が一定の時間を過ごします。船という空間を活かして、お客様向けにワークショップやイベントをしてみたい方がいれば、お気軽にお問い合わせください」

イザン)船で大阪から韓国へ行ける選択肢を、より多くの方に知っていただきたいと思います。海上でゆったりと過ごすのも良いものです。観光、出張の移動手段、さらには船そのものをイベント会場として活用できるでしょう。

パンスターミラクル号のバーチャルツアー、のぞいてみてくださいね。


詳細は、パンスタークルーズのWebサイトからご覧ください。
https://www.panstarcruise.com/

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