3Dのバーチャルツアー、パノラマ画像を掲載することで競合施設に差をつけましょう
ホテルや旅館、ゲストハウスを運営されている場合、ほとんどの施設でOTAを利用されていると思います。OTAをお使いの場合でなくても、ホームページやSNSはご利用でしょう。これらのツールは今や宿泊施設運営には不可欠です。せっかく制作したバーチャルツアーをうまく活用していきましょう。
OTA(Online Travel Agentの頭文字の略)とはオンライン上でのみ営業をしている旅行代理店です。宿泊施設予約サイトと考えるほうがわかりやすいですね。Booking.comやAirbnb、楽天トラベルなどが有名でしょうか。
OTAに掲載するには

こちらはAgoda(アゴダ)のスクリーンショットです。左上の写真に「360」という数字が見えるでしょうか。順にたどっていくと、OTAの画面上でバーチャルツアーが展開されました。


どんな部屋なのか、写真とは情報量がまったく違うことで客室の魅力が非常に伝わりやすくなります。

もちろんこのように俯瞰もできるため、部屋のレイアウトもひとめでわかります。一部屋あたりの情報への接触時間が多くなりますから、問い合わせ率も高くなります。
こちらから実際にお確かめください。
https://www.agoda.com/ja-jp/arban-hotel/hotel/busan-kr.html?ds=ljrkQ47c3eE39x1Y
しかし、OTAの中には外部サイトのURLを埋め込むことを許可していないものもあります。その場合はバーチャルツアーを動画に加工して、動画としてアップすることも検討しましょう。バーチャルツアーの画面をキャプチャ(パソコンやスマートフォンなどの画面に表示されている画面を動画ファイルとして保存すること)することで動画を作ることができます。
パノラマ画像なら掲載できる場合もあります
3Dウォークスルーならパノラマ画像の提供も簡単です。3Dのバーチャルツアーより表現力は劣りますが、それでも通常の写真・画像よりは施設の様子がリアルに伝わります。テンプレートが決まっているOTAで他の施設に差をつけるなら、バーチャルツアーやパノラマ画像の掲載は必須です。
【動画・再生ボタンを押すと再生されます】このような動画であれば、簡単にご用意できますのでご相談ください
ホームページへの掲載
ホームページ(Webサイト)であればOTAのような制限はありませんので、掲載方法は自在です。ページに直接埋め込むこともできますし、別のタブで開くようにして大きな画面で見てもらうこともできそうです。
いくつものバーチャルツアーを並べて展開されている例
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/respire/osaka/accommodation/3dwalk
比較しやすく、ホテルの魅力がストレートに伝わります。見た目で伝わるため、インバウンド対策にも有効です。
ボタンを設置されている例

リンク先で実際にご覧ください。間取りが一般的なホテルの客室とは違いますが、そのことがよくわかります。
SNSやブログ、メールで活用しましょう
SNSに埋め込むことは難しいですが、リンクを設定することで直接バーチャルツアーへの誘導が可能です。ブログであれば埋め込むことができるものもありますし、リンクを設定するのは簡単です。相性のよいメディアといえます。
ほかには会員へのメール、LINEでURLを直接送ることで、お手元で見ていただくこともできます。バーチャルツアーに設置するコンテンツを季節に合わせたものに変化させたり、バーチャルツアー内にオトクなキャンペーンの情報や合言葉を掲載することで、しっかりとバーチャルツアーを見せるといった工夫もできます。
まとめ
バーチャルツアーはOTA、SNS、ホームページなど様々なシーンで活用できます。一般のお客様向けにはこういったシーンでバーチャルツアーを展開し、長い時間接触していただけるように工夫をしましょう。